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スライドテントの種類と特徴を解説

スライド式テント倉庫

スライドテントの設置を検討している工場経営者の方々もいらっしゃることでしょう。

今回は、スライドテントのことをまだよく知らないという方々のため、スライドテントがどのようなテント倉庫なのかを解説します。

この記事では、

・スライドテントとはどのようなテント倉庫?
・スライドタイプのテント倉庫とは
・移動式タイプのテント倉庫とは
・開閉式タイプのテント倉庫とは

について知ることができます。

気になる方々はぜひ一読ください。

スライドテントとはどのようなテント倉庫?

中には「スライドテント」のことは知らないけど「可動式テント」のことなら知っているという方々もいるかもしれません。

それぞれテント倉庫を製造しているメーカーではスライドテントのことを、

・可動式テント
・スライドハウス
・ジャバラハウス
・ジャバラテント
・移動式テント
・キャスターテント
・アコーディオンテント
・開閉式テント

などと言った様々な呼び方をしていることがあります。

間違いがないようにそれぞれメーカーで提供している商品がどのようなテント倉庫であるのかしっかり内容を確認することも大事です。

スライドテントは、テント倉庫自体を収縮させコンパクトに畳むことができるスライドタイプのテント倉庫と、テント倉庫にキャスターが付いていてテント倉庫自体を移動させることができる可動式タイプのテント倉庫、さらに開閉式タイプのテント倉庫があります。

次の章では、それぞれのタイプの特徴を解説します。

スライドタイプのテント倉庫とは

スライド式のテント倉庫は、伸縮の様がヘビの腹部に似ていることより、「蛇腹(ジャバラ)式テント」とも呼ばれることがあります。

スライドタイプのテント倉庫を設置すれば、テント倉庫自体に伸縮機能が付いています。

利用するときは伸ばしてテント倉庫として有効活用することができますし、利用しないときには畳んでコンパクトにすることが可能です。

ごく限られた敷地内でも設置することができるため、敷地を有効的に活用したいと思っている工場経営者の方々におすすめです。

スライドタイプのテント倉庫の特徴

スライドタイプのテント倉庫は重量物の保管にもうまく対応することができ、テント倉庫を収縮させることでクレーンや大型車両の搬出入をがぜんしやすい環境を作り出すことができます。

長さを自由に調節することができ、利用目的に合わせ自在にテント倉庫の面積を変えることができる点が大きな特徴です。

他の建築物ではできない様々な発想で土地を有効活用することができます。

また、スライドさせる方式は、手動式と電動式があります。テント倉庫の大きさであったり、重さによって選択すべき方法に違いがあります。

工場設置の場合では規模の大きなスライド式テント倉庫の建築例が多いですが、規模の小さいスライド式テント倉庫も様々なシーンで目撃することができます。

たとえば駅からビルまでの通路であったり、船着場まで行く通路などに設置されています。傘をささないでも目的地に到着できるため、デパート、コンサート会場などのシーンでも有効活用されています。

他にも、企業や大学の屋外で の実験であったり、長期間かかる発掘調査……など、雨や雪を気にしないで作業を進めることができかなり使い勝手があります。

スライドタイプのテント倉庫設置の注意事項

テント倉庫を使用する際に注意しなければならないこともありますので確認しておきましょう。

テント倉庫の大きさによって強度の違いがあります。軽量なテント倉庫を設置した場合には強風のときには使用を控える姿勢は必要です。台風の季節などは、伸縮させて倒れてしまわないように固定することも必要です。

テント倉庫を設置するときには、できるだけ平坦な場所を選び、電線や木々にも気を付けてください。

また、テント倉庫を設置するときには、役所への建築確認申請も必要となります。

テント倉庫建築物においては「平成14年国土交通省告示第667号」での取り決めに従うことになります。

また、地域であったり周辺環境によって細々とした規定がありますので注意が必要です。設置するときには一度専門家や倉庫建築会社にアドバイスを受けるといいでしょう。

移動式タイプのテント倉庫とは
スライド式屋根

移動式タイプのテント倉庫は、テント倉庫自体にキャスターが付いていて、テント倉庫をそのまま移動させることができます。

移動式タイプのテント倉庫は、保管場所を決めたくないという方々に利用価値があります。

移動式タイプのテント倉庫の特徴

資材をいちいち固定されたテント倉庫に取りに行くのでは作業効率もかなり下がってしまうでしょう。

たとえば、下水管工事を請け負っている業者などは移動しなければならないですし、都度資材を保管する場所が必要となります。

そのようなとき移動式タイプのテント倉庫なら、現場に沿い移動することが可能です。

移動式テント倉庫は、

・鉄筋・鉄骨加工工場
・長尺物を扱う作業場
・開削工法の工事現場
・屋外プール……

など様々なシーンで活躍しています。

また、キャスターが付いている移動式テントはテントが大きくなればなるほど重量が増すことになります。そのため大きな規模の移動式テントは建てることが難しい場合があります。

キャスターの移動はどの程度のサイズまで対応可能なのか知ることも大事です。気になる工場経営者の方々はそれぞれテント倉庫建築会社へ問い合わせてみるといいでしょう。

開閉式タイプのテント倉庫とは
スライド式屋根

開閉式タイプは、屋根部分に設置されたシートを開閉することができるテント倉庫のことです。

天候であったり気候に合わせ、屋根を閉めたり開けたりすることができるため快適な環境で作業を行うことができます。

開閉式タイプは工場で利用されるだけでなく、オシャレなテラス席のあるカフェであったりレストランでも利用されることがあります。

時として暖かい太陽光をふんだんに浴びたいという季節もあるでしょう。しかし、紫外線の問題も気になりますし……。開閉式タイプであればそのようなニーズに対応することができます。

かつ、鳥や虫の侵入もある程度防ぐことができ、雨、雪の問題も解決することができます。

また、プールやフットサル場などのスポーツ施設などでも見かけることがあります。

開閉式タイプのテント倉庫の特徴

開閉する方式は、レール式、ワイヤー式や電動式、手動式など様々な方法があります。予算や設置環境のことを考え決めるといいでしょう。

たとえばレール式のタイプは、カーテンレールであったりテント専用のレールを使ってキャンパスを吊り下げる方法をとります。電動式よりは簡易型であるため、気軽に住空間に取り入れられることがあります。また、ワイヤー式と比較しても開閉がスムーズだと感じることでしょう。

ただし、レール式のタイプは大規模な面積には向いている方法ではありません。また、ワイヤー式のものよりもコストがかかってしまうことが多いです。

ワイヤー式のテント倉庫は、設置したワイヤーにシートを吊り下げ、ロープ、ウインチ、モーターで可動させる方法をとります。こちらの場合は規模の大きな面積にも対応することができます。

レール式よりもコストパフォーマンスが高い点がメリットです。

スライドテントがおすすめの人

スライドテントを設置することがおすすめなのは、

・敷地が広くないため使用しないときには畳んでおきたい
・敷地内を移動させて有効的に活用したい
・重量物を保管することがある

人たちです。このような方々はぜひスライドテントの設置をご検討ください。

まとめ

いかがでしょうか。

今回は、スライドテントについて解説しました。

それぞれメーカーによってスライドテントの呼び名、解釈の仕方に違いがありますので、設置を検討している方々は詳しく調査を行う、またメーカーに問い合わせをして聞いてみるといいでしょう。

さらにスライドテントには、
・スライドタイプのテント倉庫
・移動式タイプのテント倉庫
・開閉式タイプのテント倉庫

などの種類があります。

どのテント倉庫のタイプがあなたの工場運営にメリットをもたらすのかよく検討してみましょう。

スライドテント導入によって、より効率のいい作業を行うことができます。スライドテントは、工場を比較的容易に変えることができる方法です。

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