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お知らせ

テント倉庫の購入をお考えの方へ、お役立ち情報のご紹介

工場をお持ちの製造業をされていて、倉庫を導入、増設、レンタルなどをお考えの方、テント倉庫を検討されてみてはいかがでしょうか?
テント倉庫にはメリットが数多くあります。
テント倉庫の種類やメリット、導入方法などを解説いたします。

テント倉庫ってどんなもの?


テント倉庫とは、大量の商品や資材の収納に適した倉庫です。
テント倉庫の特徴を以下に示します。

・短納期
基本の構造が骨組みとシートというシンプルな構造なため、短期間で施工でき、納品が早いものが多いです。

・ローコスト
構造材がシンプルなため、材料費が安く、工期が短いために人件費などコスト削減が可能なためにローコストに仕上げられ、価格が抑えられます。

・耐震
構造材が軽量なために地震の揺れに強く、耐震性に優れています。

テント倉庫の使用方法

テント倉庫には様々な種類があります。種類ごとに使用用途などを解説します。

倉庫業への活用

・一般の建築物である倉庫よりも建築費用が抑えられ、短期間での施工が可能
・変形地にも建設が可能
・耐震性が高い

一般的なテント倉庫の活用法

・製造業の材料・半製品・完成品などをおくための倉庫
・運送業の保管庫
・電気・金属・食品など販売業の商品倉庫
・スポーツなどの室内練習場
・ドッグラン
・ショールームテント倉庫

上屋テント

壁がない鉄骨の屋根を持つタイプのテント倉庫
・トラックヤード
・製品や資材、部品の一時置き場
・荷捌き場
・雨天作業場
・スポーツ施設(フットサル・テニスなど)
・イベントやレストランなど

その他にも特殊業務に対応

・連結型荷捌き場テント倉庫
・片流れ荷捌き場テント倉庫
・キャスター式、カーテン式片流れテント倉庫
・危険物倉庫
・医療用減圧テント

テント倉庫の特徴的な資材

・膜天井
吊り材不要の軽量な天井、東日本大震災後天井からの落下物による
被害対策で需要がたかまっています。
・ビニールカーテン、シート
工場・倉庫などの間仕切りに使用、冷暖房効率も上がります。納期が短いのが特徴。
・シートシャッター
気密性が高く高速開閉が可能、虫・埃などの異物混入防止ができクリーンな環境を創れます。

テント倉庫のメリット・デメリット


テント倉庫のメリット・デメリットについて説明します。

テント倉庫のメリット

・テント倉庫は火災保険が適用される
火災による損壊の他に、台風や大雪、ヒョウなどにも火災保険が適用されます。
・シンプルな構造なので施工期間が短い
・工期が短いので人件費が抑えられるために費用が安く済む
・変形地形でも建てることができる
・倉庫自体が軽量なので、基礎工事が簡易になる

テント倉庫のデメリット

・気象により結露が発生する場合がある(換気扇で対策可能)
・夏場は内部が厚い(換気扇・冷房で対策可能)
・壁面が生地のものが多く、刃物などで侵入が可能(防犯カメラで対策可能)
・部屋や壁は、紫外線による劣化するため、10年ほどで張替えを検討しなければならない(光触媒の膜剤をオプションで使用することによりメンテナンス費用を抑えられます)

テント倉庫利用で受けられる優遇措置

家賃支援給付金

2020年7月14日~2021年2月15日に支給されました。
現在は給付事業は終了していますが、再度緊急事態宣言などがあり、受付がある可能性があるので概要を説明します。
・「対象者(資本金10億円未満の中堅企業、中小記号、小規模事業者、個人事業者、医療法人以外の法人のうち)は以下のいずれか」
①期間中に1か月の売り上げが前年の同じ月と比較して50%以上減っている
②連続3か月の売り上げ合計が前年の同じ期間と比較して30%以上減っている

・「給付金額」
①月額支払い賃料が37.5万円以下・・・2/3の給付金
②月額支払い賃料が37.5万円以上・・・37.5万円の2/3+37.5万円をこえる額の1/3の給付金

・「対象となる家賃」
契約書で定められて共益費や管理費以外の家賃費用
店舗・オフィス・倉庫家賃・駐車場代・地代・稽古場・資材置き場などが対象となります。

税制優遇

『中小企業経営強化税制』
中小企業の経営力を強化するために青色申告書を提出している中小企業者を対象に設備投資をサポートする制度です。
適用期間は2023年3月31日まで延長されています。

「対象設備」
対象設備には以下のものがあげられます。
機械装置、想定工具及び検査工具、器具および備品、建物付属設備、ソフトウエア

そしてこの中の建物付属設備とは以下のものを指します。
建物付属設備・・・アーケード・オーニング・テント倉庫類・日よけ・間仕切りシャッター・シートシャッター
テント倉庫は対象設備となります。

「制度適用対象」
経営力向上計画(人材育成や財務内容の分析、ITの利活用、生産性向上関連の設備投資の計画)を主務大臣に提出し認定されたものが対象の前提となります。
・青色申告をしている中小企業者、農業協同組合
・以下の指定事業
製造業、建設業、農業、林業、漁業、水産養殖業、鉱業、採石業、砂利採取業、卸売業、道路貨物運送業、倉庫業、港湾運送業、ガス業、小売業、料理店業その他の飲食店業(料亭、バー、キャバレー、ナイトクラブその他これらに類する飲食業については、生活衛生同業組合の組合員が営むものに限る)、一般旅客自動車運送業、海洋運輸業および沿岸運輸業、内航船舶貸渡業、旅行業、こん包業、郵便業、情報通信業、損害保険代理業、不動産業、物品賃貸業、学術研究、専門・技術サービス業、宿泊業、洗濯・理容・美容・浴場業、その他の生活関連サービス業、映画業、教育、学習支援業、医療、福祉業、協同組合(他に分類されないもの)、サービス業(他に分類されないもの)

「優遇措置の内容」
・即時償却
設備投資の費用全額をその設備を取得した年度に経費として計上出来ます。税額控除に比べ資金をスピーディーに回収できます。
・税額控除
設備投資に支払った費用の10%相当(資本金額による)が控除の限度額。長期間にわたって税額を控除できるメリットがあります。

テント倉庫導入の流れ

テント倉庫導入のための条件の確認

確認申請を行う際に、下記の条件内に当てはまる建築物であれば緩和処置を受けることができます。当てはまらない場合では、適応法令が変る為、施工前にご相談ください。
・倉庫、物品保管としての利用であるか?
・1000㎡以下で1階建てであるか?
・軒が5m以下、間口30m以下であるか?
・全ての側面に屋根と壁がある?
・屋根の形状が、切妻・片流れ・円弧
・鉄骨造の骨組みで膜材料を使用

テント倉庫導入のための基礎知識

テント倉庫建設に必要な費用・安くあげるためのポイント

テント倉庫の価格は生地の種類や大きさで価格は様々です。
価格の例としては以下のようなメーカー価格があります。
・5m(W)×6m(L)×5m(H) 面積30㎡ 防炎生地 約3,150,000円
・5m(W)×6m(L)×5m(H) 面積30㎡ 不燃生地 約3,650,000円
・20m(W)×25m(L)×5m(H) 面積30㎡ 防炎生地 約11,500,000円
・20m(W)×25m(L)×5m(H) 面積30㎡ 不燃生地 約14,850,000円

安くあげるためには、以下のポイントがあります。
・前述した適応条件をクリアしていること
・テント倉庫は「防炎生地」もしくは「不燃生地」を使用します。延焼のおそれがない部分
にテント倉庫を設置すれば、価格の安い「防炎生地」の使用で済む、その際に収容物は不燃物のみとする
・基礎工事などは、運搬費用をやすくするために地元の業者を選ぶことも視野に入れる

テント倉庫の施工の流れ

①問い合わせ
先ずは電話での問い合わせを行います。
(休日などはメールで受け付けております)
②打ち合わせ、現地調査
テント倉庫を施工する現地の採寸を行います。類似施工品の写真、図面などでの提案がされます。
③製造
打ち合わせ時に発注した図面・工程表などに合わせて、専門工場にて倉庫の製造を開始します。基礎工事などの必要がある場合は現地にて併せて行います。
④施工・納品
現場監督立ち合いで、搬入・施工を行い、完了調査後引き渡しとなります。

レンタルテント倉庫とは?

テント倉庫には買い取りの他にレンタルもあります。以下の方にはレンタルのテント倉庫が向いています。
・短期間(繁忙期など指定期間)だけ倉庫が必要
・急に倉庫が必要になった
・コストの削減がしたい

テント倉庫のよくある質問

Q:テント倉庫の耐久年数は?
A:フレームが通常20年程、生地は10年~15年程です。計画的な張替えや鉄骨の塗装などのメンテナンスを行うことで耐用年数を伸ばすことができます。

Q:テント倉庫を建てるときの申請はどのようなものですか?
A:建築確認申請が必要です。一般的に建築を依頼した業者が申請は行ってくれます。

Q:使用期間が1か月だけでもレンタルテント倉庫は契約できますか?
A:1か月など短期でもレンタルを行っている会社も複数あります。

Q:テント倉庫に固定資産税はかかりますか?
A:テント倉庫は建築物に該当しますので、固定資産税がかかります。

終わりに


テント倉庫にはメリット・デメリットがあります。しかしデメリットには解決策があります。1
納期も早く、コストも抑えられ、税的にも優遇されているテント倉庫は、経費削減のためにも導入を検討されてもよいのではないでしょうか?
一時的に使用したい、先ずは試してみたいなどお考えの方にはレンタルテント倉庫もあります。よくお考えになって検討されること

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